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APEV(電気自動車普及協議会)賛助会員になりました

writer meijin writer 2010年11月22日 12:55

先日から、何度かブログでも話題にしている「スマートグリッドジャパン」でのセッションで、電気自動車についてとても興味深いプレゼンテーションがありました。

今、電気自動車といえば、情報の早いヒトは三菱のEV「i-MiEV」あるいはアメリカのテスラあたりを思い浮かべるでしょうか。普通でもプリウスやインサイト以降次々と発表されているハイブリッド車はCM等でご存じでしょう。
現在市販されている多くのハイブリッド車は、まだまだガソリンエンジンに頼るところが大きく、電気自動車と言えるような段階にはありませんが、充電インフラの普及に伴って、これから本格的なEVが発表されていくと思います。

スマートグリッドジャパンでは、最終セッションとして将来の「夢」を描く、電気自動車の未来についてAPEV(電気自動車普及協議会)会長 福武 總一郎 (株式会社ベネッセホールディングス 取締役会長)からのプレゼンテーションがありました。

プレゼンテーションでは、主に慶応大学で研究されていた国産EV「エリーカ」と、そこから生まれた企業としてシムドライブの紹介が中心でした。
エリーカについては、以前ニュース番組等で紹介されていたのでご存じの方も多いかと思います。
外観的な特徴である8ホイールが目を引きますが、構造的な特徴はホイールの中にモーターを組み込んだインホイールモーターによるドライブ形式です。
少しクルマのメカニズムを知っていれば、この方式によるメリットの大きさは直感できるのではないでしょうか。

各駆動輪に独立してモーターを持つので、回転数の制御などは難しそうですが、駆動伝達系のメカニカルロスが無く、軽量、駆動系の車体スペースが不要、重量のバランスが良好などは、すぐに思いつくことができるでしょう。
これにテスラのバッテリー制御技術がくっついたら、最強なんじゃないですか?

プレゼンでは、福武会長の話がちょっと聞きづらいなぁと感じましたが、とにかく夢のある話でした。福武会長もクルマがお好きなようで、部分的(クルマの趣味が出る部分)にかなり熱っぽく語られるところがあって、思わずニヤリとしてしまいました。
帰社後にさっそく色々調べて、APEVで賛助会員を募集していたので登録しました。

僕の場合、特にクルマ好きと言うほどのこともなく(バイク好きではありますが)、所有もしていないし、レンタカー含め普段もほとんどクルマには乗りませんが、電気自動車にコミットするのには理由があります。

まず、僕がクルマを所有しないのは、基本的にクルマを必要としない生活をしているからです。子供が出来てからは、少し所有も考えるようになりましたが、使う時間に対して維持費が高すぎるので、現実味はまったくありません。
おまけに酒飲みなので・・・という事情もありますが。

こんな風に、環境貢献の意識がどうとかで所有しない・乗らない訳ではないのです。
所有することのメリット・デメリットで考えれば、デメリットの方が遙かに上回っているからです。特に23区内に住んでいるひとの多くは、同じ理由じゃないでしょうか。駐車場代が高すぎです・・・。ガソリン代、タイヤをはじめとした消耗品、税金等を考えると、日常的に使用が必要な場合を除けば、とても所有する気は起きません。乗ってもカネがかかり、乗っていなくても、ひたすら金銭的ムダを生み続けるだけの代物にしか思えないからです。


さて電気自動車の場合はどうか。経済的なデメリットが薄れるかどうかは、はっきりとはわかりません。充電インフラも未整備なので、料金的な比較は未知数です。タイヤの消耗もするでしょう。(モーターの出力特性や重量バランス次第では減りは遅くなりそうですが・・・)
なので、経済的にメリットがありそうだから乗りたい、ということではありません。

電気自動車(あるいはハイブリッド)は環境にやさしいクルマとして認知が広がっていると思います。もちろん、直接的にCO2排出をしないという環境性能は期待できますが、現時点では電気のもとになる発電でCO2排出をしている、あるいは原子力発電で有限な資源を利用しているという観点からは、環境的メリットはまだまだです。

しかし、再生可能エネルギーを有効に活用しようとするスマートグリッドの観点からは、大きなメリットが見えてきます。

単純に、発電が太陽光で行われ、電気自動車が走ると考えてみましょう。
電力の元となるエネルギーは地球のいかなる資源も使わず(発電設備・自動車生産・自動車の稼働に必要な分は除く)、自動車を走らすことができます。

おまけに、スマートグリッドでは電気自動車を「蓄電池」として利用する事が考えられています。自動車の未使用時は、自然エネルギーを「貯めておく」装置として接続しようというのです。
こうなると、未使用時の自動車もムダにはならず、インフラの一部として有効な装置となるのです。

これまで個人的に生み出された「ムダ・環境悪」の部分が、ほとんどゼロになるのですから、仮にお金を払うこと自体は変わらなくても、その存在自体が環境や社会に貢献することになるわけです。


クルマ自体のもつ魅力が、より大きく感じられるのではないでしょうか。


ってことで、電気自動車の未来にはとっても期待しているのです。
これもまた、中核をなす技術を日本は十分に保有しているはずですから、産業としても発展をきたいできますよね。

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