五反田のウェブ&グラフィックデザインスタジオ:コスミックエンジンの社長ブログ

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ウェブサイトと企業戦略

writer meijin writer 2010年09月09日 21:19

「ホームページ要りませんか?」で営業が成り立つ時代はとっくに終わっていますが、いざ企業に売り込み(営業)をかけようとするとき、意外に大きなものを売らなければならないことに気づきます。

サイト上で直接販売を行う、いわゆるECサイトのような、投資対効果が数値化しやすいものもありますが、サイトの目的が数値化されにく、例えばブランディングのようなケースもあります。マーケティングツールとして使うと言うことも考えられます。
ECサイト以外のケース(実はECサイトも例外ではないのですが)では、サイト構築は納入先企業の運用体制が不明確では失敗することは確実です。極端に言えば、企業トップを含めた社員全員のコミットメントを得られなければ、成功はあり得ないんじゃないかと思います。

それは、ウェブサイトで効果を上げるためには、組織の変革を確実に必要とするからです。
明確な目的をもったウェブを構築し成功させるためには、導入先企業の体制を整える(変える)ことを抜きにしては考えられないのです。

今、自社のサイトをつくっていて、それは骨身にしみて分かるのです。
トップだけが、やれマーケティングだブランディングだと騒いでも、スタッフにはそれぞれの仕事があり、またそれが自分の仕事だと思っている(分かりづらいですが・・・)ので、マーケやブランディングは別世界の話、誰かがやってくれる、つくってくれるものだと思っているのです。
そんな環境で、マーケティングツールやブランディングツールとしてウェブをただ立ち上げたところで、効果なんて出るはずがありません。みな当事者意識がないのですから。
まして、トップが無関心で、道具さえ変えれば効果があるだろうと思っているケースなどは論外です。トップの意識が変わらない限り、スタッフの意識が変わることもないでしょう。
ウェブに限らず、IT関連サービスでは、こういう失敗例は数限りなくあると思いますが。

ブランディングでもマーケティングでも良いのですが、目的を明確にしたウェブ構築の「ハート」は、実はこの点にあります。
トップの意識が変わり、社員の意識が変わるチャンスをもたらすからです。

意識を変え、行動を変えるのは並大抵のパワーではかないません。かなり地道な努力と時間を必要とします。

そう考えると、もはやウェブ構築はウェブサイトのデータやシステムを売るだけの仕事ではなく、顧客とのパートナーシップ・二人三脚の体制で、顧客の企業戦略そのものを変えていくような仕事になっているのです。

これは制作会社にとっては身に余る大仕事のようにも思いますが、僕はこの領域こそ、デザインという能力を最大限発揮できる場面だと考えています。
デザインには、問題解決の力があります。新たな価値を生みだしていく力があります。
この力で、日本のビジネスをもっと面白く、魅力的にしていけたら素敵です。

ウェブとデザインとの関わりは、今確実にカタチを変えつつあるように思います。

あー、今日も散文だな(’’^^;

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