江ノ電と景観
先日の伊豆旅行で、息子はすっかり海が気に入ってしまった様子。で、クラゲが出る前に、と昨日鎌倉の海まで行って参りました。
鎌倉は生まれ育った横浜:金沢区のお隣なので、とても馴染みのある場所なんですが、息子を連れて行くのは初。妻とも結婚以来は行ったことが無いんじゃないだろうか・・・。海で遊んだということになると、大学の時にバイト先の友達と行ったのが最後だと思うから、まぁ兎に角久しぶりではあるんだけど、海沿いの雰囲気は相変わらずで、とくに懐かしいって感じでは無かったです。仲の良い友達に久しぶりに会った感じとでも言えば良いでしょうか。妙な安堵感みたいな。
お昼を江ノ島の磯料理屋で取りました。江ノ島は入り口付近が少し綺麗になっていたかな。展望台が新しくなってからは初めて足を踏み入れました。今回は上らなかったけれど、次回は新展望台を確認してみたいと思います。
その後、七里ヶ浜へ移動して海遊び。
ここは砂浜が狭いので海の家が無くて不便な反面、人が少ないのでゆったり遊べます。なので、サーファーは多いですね。一応公営(?)の有料シャワーとかがあるので、意外と使えます。
息子と海遊びとか、江ノ島で食事とかももちろん僕らの目的でしたが、もう一つの目的は「江ノ電に乗ること」。息子、江ノ電のおもちゃは持っているんですが乗ったことは無く、念願叶って江ノ電初体験です。これで、都電荒川線と間違えることもないでしょう。(妻に聞いたところ、荒川線を江ノ電と呼んでいたらしいので。分かる気もするけど・・)
行きは片瀬江ノ島まで小田急だったので、江ノ電デビューは江ノ島→七里ヶ浜間となりました。やってきた車両は前2両が「明治カール」の広告ラッピングバージョン。後ろ2両がいわゆる江ノ電グリーンの塗色になっていました。
なんでこんな混成にするのかと思ったのですが、子供の反応をみて気づきました。
編成全てラッピングだと、「江ノ電ぽくない」からなんですね、多分。「江ノ電」に乗ってる気がしないと。
最近は、同じ理由で新型車両もどこかレトロなデザインにしているみたいですね。僕が小さい頃にデビューした(当時の)新型車両も、塗色を変更してレトロな感じにしているようです。
古さ、懐かしさが価値をもつと、こういう事になるのか、と改めて思いました。
街並みと同じように、そこに生き続けているものですから、普段の利用者にはあまり分からないかも知れませんが、遠く(?)から来てみたら分かりました。
車両は老朽化するので、新型との入れ替えは必然だと思いますが、そこに懐かしさを楽しむ人たちへの気遣いが必要で、江ノ電は上手くバランスしているように思いました。新型車両のデザインも、ただレトロなだけじゃない新しさもあって、なかなか好印象です。
これもひとつの景観保護ですね。

