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ツイッターの広告利用とイノベーション

writer meijin writer 2010年05月27日 14:38

先日このブログでも話題にした、ツイッターTL上のインライン広告の是非について、世間でもやはり賛否両論盛り上がっているようですね。

ツイッター側のコントロールはともかくとして、否定的な意見はおもに「むやみやたらと広告を配信されることに対する嫌悪感」と言って良いでしょう。
肯定的な方は、サービスそのものに対する期待というよりは、どちらかというとイノベーションに対する肯定ということのように受け止めています。

広告サービス単体を取り出して考えれば、広告主と媒体となるひととのwin-win関係であるということですから、一見良いサービスのように思えます。広告の手伝いをしてお金を稼ぎたい人にとっては良いサービスです。
しかし媒体となる人というのが、ツイッターという「別の特性を持つ媒体」上の存在であることが、多くの人が抱く違和感の原因でしょう。

例えば、Googleは広告媒体としても機能しますが、ユーザの目的である「探す」ことに関して阻害するような広告サービスは一切組み込んでいません。

ツイッターの場合はどうかというと、広告やマーケティング、リサーチに有効活用が可能であることは既に知られています。既に優れたアイデアや事例は多数あり、それはツイッターの持つ「生の声」という特性を上手に利用した結果です。そのような方向で知恵を巡らせていくのはとても重要なことと考えます。
「生の声」を発する・拾うというユーザの目的を損ねるようなサービスであれば、Googleが「探す」という目的を損ねてしまうのと同義ですから、ツイッターに排除されるのは当然です。今回のツイッター側の発表はそのようなメッセージだと思います。

一方、ツイッターというひとつのイノベーションの上で、シナジー的にいくつものイノベーションがもたらされることは私も否定しません。というか否定できません。ツイッター側の見解と同様、広告活動自体が悪いと言っているわけではないのです。

が、つあどのようなサービスは、一部のアフィリエイターがやっているツイッター活用の事例を自動化したようなもので、そこに革新性はありません。これがイノベーションと呼べるでしょうか。はたして、いかほどの社会的意義を持つでしょうか。

実質、フォローを選択する権利は自分にあるわけですから、そんなに目くじら立てて攻撃しようということもないのですが、それなりの規模である会社の事業には、それなりの意義を求めてしまうのです。
もし、広告で人を幸せにしたいというのなら、「生の声」を真摯に聞くべきではないでしょうか。そして事業者の「生の声」も聞かせていただきたいと思います。

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